低温度差スターリングエンジン ― 2013年08月23日 13時08分23秒
Amazonで安価な低温度差スターリングエンジンを見つけたのでポチった。
前に学研の大人の科学の付録に付いてきたものと似た形状だ。学研のはすぐに動かなくなってしまって悲しい思いをしていたが、こっちは金属部品が多く耐久性も高いだろう。以前は2~3万円してたのだが、5,000円前後の投げ売りをしてるので1つ購入。これもアベノミクスの影響か?
組み立ては真鍮のフライホイールを軸受けに取り付けて2本のコンロッドを軸に嵌めるだけ。工具も何も要らないが、説明書も何も付いてない。まあ見れば判るものなので問題ない。天板を固定するネジが1本緩んで外れかかっていたが、精密ドライバーで締め直しておいた。
手で回してみて思ったのだが、軸の重量バランスが取れてない。カウンターウェイトらしいものが見えるけど役に立ってない。デザインだけのもののようだ。2~3gの錘を付けるといいと思う‥‥あとで実際に回しながら調整してみよう。
お湯を入れたカップの上に乗せ、初動を与えてやるとスコスコと音を立てながら回りだした。このタイプのスターリングエンジンは自己始動できない。ここまでは学研の付録と同じだな。
フライホイールが真鍮でできてるせいか、それなりに慣性がついてて良く回る。目測で2~3rpmってところか。調整なしでもこれだけ回るならいい感じかな。上に氷でも乗せるとさらに良く回ることだろう。
手に乗せた程度の温度では回らないが、各部に油を差したり重量バランスを取れば回るかもしれない。天板をマットブラックに塗り、底板にアルミのヒートシンクを付けたら日向に置いておくだけで回るかもしれない。ちょっと試してみたい気がする。
手持ちのクレ・グリースメイトを可動部に少量吹き付けてみると、重量バランスを取らなくてもスムースな回転になった。熱湯を入れたカップの上で目測で5rpmまで回転が上がったことをメモしておきます。
最近のコメント